2022/01/19 12:23
去年から開発を進めていた「白すり身のから揚げ」がもう間もなく完成しそうです！
白すり身の原料にはチダイやカナガシラが使われています。これらの肴は認知度が低く、なかなか市場に出回らないため「未利用魚」と呼ばれることがあります。おいしい新商品を皆様にお届けするとともに、未利用魚も無駄にすることなく加工することで、フードロス削減にも取り組んでいきたいという思いから開発を始めました。
商品開発は、料理家の本田よう一さんの監修いただき、進められました。本田さんからは、スパイスの使い方や衣の味付けなどについて多くのアドバイスをいただきました。本田さんのアドバイスのおかげで、から揚げとしてかなりクオリティの高い仕上がりになっています。
また、健康にも配慮した商品を目指して開発を進めていたところ、いわき市の減塩食普及プロジェクト「ひとしお」から声をかけていただき、共同で開発を進めることになりました。「ひとしお」と共同で開発を進められたことで、健康・減塩にも配慮した商品になっています。
そこで、アンケート調査などでいつもお世話になっている平のコミュニティ食堂「いつだれkitchen」で、「ひとしお」の皆さんも交えて、11月に試作品の試食会を行いました。「いつだれkitchen」の福祉や健康に関わる専門職のみなさんに試食可愛に参加していただき、多くのアドバイスをいただきました。
「ひとしお」にもアドバイザーとして参画している管理栄養士の加藤すみ子さんからは、「食感に改善の余地があるのではないか」というご意見をいただき、その後の商品開発において大いに参考になりました。
そうして地域のプロフェッショナルの皆さんの力を借りながら、更に試作を重ねたものが、もう間もなく皆さんにお届けできそうです。魚の旨味がしっかりと感じられて食べ応えのあるナゲットになりそうです。商品の完成まで今しばらくお待ちください！
