上野台豊商店オンラインショップ

2022/01/26 15:45


こんにちは! 1月25日、いわき市・平のコミュニティー食堂「いつだれキッチン」で、弊社の「常磐白すり身」と「常磐さばすり身」を使った鍋を作っていただきました。

我々は今年度から、いわき市の減塩食普及プロジェクト「ひとしお」と共同で減塩商品の開発に取り組んでいます。「ひとしお」では、塩分の排出を促す作用を持つカリウムを多く摂れる食材と、減塩食材を多く摂れるひとしお流鍋レシピの開発に取り組んでおり、そのプロトタイプとして「すり身ときのこの鍋」を管理栄養士の加藤すみ子さんに作っていただいたということでした。



弊社のすり身は調味料が入っていないプレーンなすり身ですので、このお鍋にはぴったりだろうと思い、提供させていただきました。そしてカリウムが多く含まれる食材である、エリンギ、しめじ、えのき、しいたけなどのきのこがたっぷりと入っています。

今回の鍋は、すり身につなぎとして、卵、玉ねぎ、生姜、片栗粉、パン粉を混ぜ合わせて、団子状に丸めて茹で、つみれ団子にします。他の食材も食べやすいようなサイズに切ったら、全て鍋に入れ、出汁を注いで沸騰したら完成です。完成した鍋の蓋を取るとおいしそうな匂いと湯気が立ち込めます。





このお鍋の食塩相当量は約4g、カリウムは約1500㎎。その内750㎎程をきのこが占めています。他にもビタミンB群や食物繊維を多く含まれていて、かなりヘルシー。シンプルな味付けだからこそ、つみれからはしっかりと魚の旨味が感じられました。いつだれキッチンの他のお母さんからも「さばすり身のつみれが魚の旨味が特に強くておいしい」という感想をいただきました。

「ひとしお」では、これからもさまざまな減塩鍋レシピを試作していくようです。今回は初回なのでかなりシンプルな味付けですが、きのこの種類を増やしたり、出汁を変えてみるなど幅広くアレンジできそうですね。現在開発中の「常磐白だし/青だし」も使えるのではないかと思っています。「すり身ときのこの鍋」、これからいわきの新定番となっていってほしいものです。